カーリースの審査に落ちる原因とは?
カーリースは審査が甘いと言われますが、それでも審査に落ちる人は多いです。
その原因は?
ローン審査の基準は基本、同じ
カーリースといえども、お金を借りる事になるわけですから、ローン会社としては支払いが滞りそうな人には審査を通しません。
これは通常のローンと基本、ほぼ同様と思ってもいいでしょう。
ただし、カーリースの場合は”お金”そのものが対象ではないので、ほぼ同様という言い方になりますが、通常ローンに比べれば審査は通りやすい、とも言えます。
カーリース会社によって審査の甘さに差が出るのは本当?
カーリースの会社によって、どのローン会社と契約しているかが違うので、カーリース会社によってローン審査に違いが出るのは本当です。
審査が甘めのローン会社と契約しているカーリース会社なら、審査が通りやすい傾向になると思います。
審査に落ちる人とは?
※年収に比べてリースしたい車のグレードが高すぎる
例えば年収が300万円の人が、アルファードやクラウンなどをリースしようとしても、月々5万円~の支払いが滞りなく行えるか?と言われれば、それは無理でしょう。
でも、軽自動車で月々1万円~くらいなら、審査に通る可能性が高いです。
※多重債務を抱えている
複数のローン会社からお金を借りている人は、審査に落ちやすいといえます。
いわゆる多重債務ですが、現在少額の多重債務であっても、このような人は1年後2年後に借金が膨れ上がる可能性が高いという統計が出ています。
あなたが「絶対に大きな借金にはしない」と心に誓っていたとしても、ローン会社としては統計を重視するので、審査には落とす方向になると思います。
※両親がどちらもブラック
父親も母親もブラックの場合、一緒に住んでいる成人した子供がブラックではないとしても、成人した子供がローン審査に落ちる場合が多いそうです。
実際、私の知り合いの人でもそういう人がいます。
両親がパチンコと競輪が好きで、数年前に自己破産手続きをしました。
もちろん、子供は2018年に成人したばかりで借金などした事もなかったですし、普通に会社勤めをしているにもかかわらず、軽自動車のローンすらバツでした。
この場合は、子供が住所を変えて一人暮らしをすれば大丈夫かもしれませんが、はっきりしたことはわかりません。
これは予想ですが、ローン会社から見れば同じ家族なら子供に借金させて、親がそのお金を使い込む可能性を考慮しているのかもしれませんね。
やはり人間、信頼が一番ということですか。
※保証人に信用がない
保証人は誰でもいいというわけではありません。
例えば無職の人に保証人になってくれと言っても、ローン会社は却下するでしょう。
多重債務を抱えている人も保証人には無理ですし、債務整理や自己破産したばかりの人も保証人には不適格です。
また、会社勤めが5年以下の人も難しいでしょう。
成人したばかりの人はまだ信用がないので、保証人を付けたいところですが、周囲に社会的信用がない人ばかりだとあきらめるしかないという事になります。
その場合は、何年かがんばって頭金を貯めて、カーリースではなく通常の新車か中古車を購入するしかないかもしれません。