カーリースのデメリットについて知っておこう
カーリースは、何年も毎月均等払いが可能、という所が良い所。
では逆に、カーリースのデメリット(ここが不便)というものをご紹介しましょう。
このデメリットをしっかりと理解しておく事で、カーリースを上手に利用する事が可能となるのですね。
目次
・ディーラーのローンよりも割高
カーリースの場合、全てをコミコミでひっくるめて、それを丸々ローンにしてしまうわけです。
つまり、車検代やメンテナンス費用にも、金利が乗る分ちょっと高くつくんです。
車検代や重量税など、瞬間的に大きな金額を用意する必要はありまえんが、その分月々の支払い額がディーラーローンよりも少し多くなるのは仕方ないところです。
・改造しちゃダメダメ
カーリースの車は、リース業者が所有している車。
その車を、あなたは”リース(借りて)”いるだけなんです。
人の持ち物である限り、あなたが勝手に改造したりしてはいけません。
社外マフラーを取り付けたり、ローダウンサスを組んだりは基本的にやっちゃダメ。
返却時に元通りの形に戻せるのであれば大丈夫ですけどね。
ただし、ローダウンさせた時についたフロントバンパーのキズなどは、修理費用を請求される元になります。
改造行為は、基本的にはNGだと思ってください。
・キズ、へこみ、車内の汚れも修繕費用の対象
ぶつけてキズやへこみを発生させたり、タバコのヤニで車内を汚したり、ペットを持ち込んでニオイを付けたりといった事も、修繕費が発生する事になりますよ。
カーリースは、通常使用によって劣化したり、飛び石などでの小傷などでは問題ないですが、中古車として大きく値を下げるようなキズや破損に対しては、あなたに原状回復義務が発生するんです。
この原状回復費用をある程度補償してくれるコースもありますが、修理代がかかるような破損はコースの補償では補えない事があるので、くれぐれもぶつけたり汚したりしないよう、注意して乗るようにしましょうね。
他人の車だということ、忘れないように。
・走行距離オーバーに気を付けて
契約時に約束した走行距離をオーバーすると、違約金を請求されます。
カーリース業者は、あなたから返却された車を中古車として運用するわけです。
最初に残価設定というものをして、返却時の車の価値(中古車としての価格)を差し引いているわけですが、走行距離はその中古価格の大きな判断要因だから。
もしも走行距離をオーバーしてしまったら、業者によって違いはあれど、1㎞オーバーすると10円前後の違約金を取られることに。
新車をゲットして浮かれて遠出ばかりしていると、後々大変な事になってしまいます。
くれぐれも、約束した走行距離以内で返却するようにしてください。
・途中解約にも違約金発生の危険が
契約時にワンボックスカーをリースしたけど、燃費が悪すぎるから途中で軽自動車に変えたい・・・なんてわがままな事を言わないようにしましょう。
この場合、ワンボックスカーへの違約金として、残りの支払いを一括で請求される事もありますよ。
業者によっては一括請求されることもある、というだけなのですが、それでも途中で車を変えたい場合は初めから契約のし直しになりますし、前にリースしていた車の支払い残りは加算されることになる可能性もあります。
もちろん、未来に何が起こるかわからないので、上記のような事態も起きる可能性がありますから、契約時に車の変更があった場合の対処について、リース業者と十分に話し合っておくべきです。
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